えええっせい

えっせいです

電話:どうも、時報ヘビーユーザーのわたしです

 世は大スマホ時代。一人一台は最低限。なんなら仕事用・プライベート用・ちょっとムフフなイベント用と、一人三台も辞さない構えな今日この頃。ちなみに私は一台です。もちろんちょっとムフフな使い方しかしないので……

 ところがそんなスマホでも黒電話、携帯電話時代より大きく性能に劣る面があるのはご存知か……というより、私が生半可ではなく不便に思っていることがある。それが「電話機能」。

 これを書いた瞬間、「そうそう、わかる~」と言ってくれる同士が若干名いるとは思うが、甘い。おそらくあなたたちの悩みは「電話っぽくなくて、なんとなく使いにくい」だとか、「どこがスピーカーでどこがマイクだかわかりづらい」、はたまた「ムカついたときに逆パカ出来ない」とかそういう類の悩みだろう。

 私は違う。二歩、三歩先を行かしてもらっている。私の悩みについてこられるかな?

 私の悩み、それは「バッグやポケットの中で勝手に動作して、いろんな人に電話掛けまくっちゃっている」である。私はこれで夏休み中の上司に、3分で10回以上電話を掛けたことがある。めでたくストーキング・部下の爆誕だ。更に、安いBluetoothのイヤホンを併せて使おうものなら、これも誤操作の嵐である。私はこれで「いりません!」と言って断ったはずの不動産に再三のアプローチを結果的に試みたことがある。娘が勝手に操作したんです、と言って乗り切った。乗り切れたと信じている。

 そしてこの度、万雷の拍手を頂ける100%の解決策を知ったのでご共有差し上げます。それは……時報に電話を掛ける、です。これ、最高にして至高のソリューション。困ったら、117。なんなら時間も分かる。

 時報。掛けたことがある以前にそのサービスを知っている人間が何人いるかは分からないので、一応かいつまんで説明しておく。いつでもどこでも117番を掛ければ、なんと驚き自動音声で時間が秒単位で分かるという優れもの。以下、使い方。

 例えば、時計がなく、スマホも時計がある部分だけ画面が割れてしまっている。そんなとき、どうする!? ⇒時報にかける。これですよ、最高のソリューションは。なんってったって、秒まで分かるんだからね。カチカチカチ、ポーンってなもんよ。

 ところがどっこい、時報の新時代の使い方は一味違う。まず時間聞かない。ワン切り。だから時間は分からない。でも大丈夫。普通スマホで時間分かるから。

 じゃあ何のために、というところの答えは「リダイアル防止」に他ならない。要すれば、どんな電話が掛かってきても、そのあとに時報に掛け直してワンギリするだけで、誤タッチのリスクを大幅に削減できるというわけだ。これ、本当に有効だと思っているので、わざわざ恥を晒しながら、全世界にこうして発信しているわけですね。

 そういうわけで、今私は日本で最も時報を頼りにしている人間のうちの一人、と言っても差し支えないのではなかろうか。時報マスター。時報マイスター。時報ソムリエ。なんとでも言ってください。でも、時報老人とか言われるとちょっと傷つくかも。

 時報、毎日掛けてます。たまにしばらく聞いています。ぽつ、ぽつ、ぽつ、ポーンという音が気持ちが良いのです。どうも、時報ヘビーユーザーのわたしです、といったところ。