えええっせい

えっせいです

忘年会幹事団:マジックタイム発動

 外資系企業の務め人ともあろうものが、忘年会の幹事をやらされている。あるんですよ、忘年会が。忘年会があるってことは、幹事が発生するということ。偉い人にはそれが分からんようですな。

 外資系らしく「Year End Party」なるものは全社的にあるが、これとは別に部門忘年会というものもある。前者が1,000人規模のイベントで、後者はおおよそ100人弱のイベント。そして残念ながら100人弱のイベントでも、幹事ではなく幹事「団」というものが発生してしまう。これがまあ面倒なこと面倒なこと。

 幹事が2~3人だったのならまだいい。幹事組。ずっこけ幹事組って感じ。なんとなく、私たち上手くやれるわよねという雰囲気にならなくもない。ところがどっこい、幹事「団」である。幹事団。ロケット団と同じ仕組みになる。そうすると何が起きるかって、管理職が発生する。更には管理職の右腕が発生する。ここまでは百歩譲って許しておこう。

 許しておけない問題は、忘年会の幹事団の管理職なんか、ぜぇーったい本気でやってくれないことだ。そうすると誰に負担が来るかって、管理職の右腕に、忘年会の間だけ指名された人。それがこの私。

 こうなると何が面倒ってもう、平社員もいいとこの私。なのに複数の人間をまとめなくてはならないワークが発生する。しかも見たことがないような同僚(外資系なので、みんなドライなのだ)を、全員のやる気がない中でまとめなくてはならない。

 返す返す、私は指導的職位ではない。ないにも関わらず、指導的な職務をこの忘年会というプロジェクトで全うしなくてはならない。残業代とは言わない。管理職手当とも言えない。しかし願わくば履歴書に「プロマネ経験有り」と書かせて欲しい……いや、書くのは勝手なんだろうけど。

 特に面倒なのが若手の取り扱い。これがまあ、みなさんやる気がある。ありすぎる。ありすぎて困る。例えば忘年会のクイズなんかやっつけでもいいようなものを、クオリティがめちゃめちゃ高い。

 いいんですよ、クオリティが高くても。ただそうすると、指導的立場の人間が何度も確認する必要が出てくるじゃあないかい? 若手に自走させるわけにもいかんでしょうよ、と。

 そういうワケで、若手管理の仕事がプロジェクトそこのけで発生する。こういう時間を「マジックタイム」と外資系では呼ぶことになっている。使い方は、「マジックタイム、あるんでしょ? サクっと(幹事の仕事)、YOUやっちゃってよ」という文例。

 ちなみにマジックタイムググると「日が沈んで空が青く綺麗な数分間のこと」ということになっている。が、勿論、外資系のマジックタイムはそんなに綺麗なものではない、ということを改めて指摘して結びとしたい。一日に一時間以上もマジックタイムがあったりするんだぜ?