えええっせい

えっせいです

東大生:城南大生は全てライダー関係者か

 言っちゃあなんだがエリートである。私がではない。他の経歴はともかくとして、私は浪人経験者だ。真のエリートは浪人なんぞしない。じゃあ誰がって、会社の他の方々多数である。

 そして日本でエリートと言えば、東大生。会社の新卒、少なく見積もって5割は東大生だ。残りは2割京大、1割海外大、1割慶応、1割その他。ちなみに慶應BOY&GIRLは内部進学生が圧倒的に多いことも付け加えておく。あ、これ総合職的ポジションの話です。念のため。

 となると、ここで語れるのは東大生の話のみということになる。なぜって、他はサンプルが少ないから。他の要素の方が大きく影響してしまうのではなかろうか。例えば城南大卒が三名いたとして、そのいずれもがミラクルに優秀だったとして、だから城南大=優秀ということにはならないだろう。もしかすると、その三人は一般の大学生とは大きく異なる、改造人間だっていう可能性も捨てきれなくなくなるのだ。これが統計というヤツです。

 閑話休題。ということで、議論の対象足り得るのは東大生のみということになる。さあさあ東大生。世間で言うとどうだろうか。頭でっかちで使えない人間が多い、要すれば「お勉強マン・ウーマン」が揃っている、とお思いかもしれない。

 結論から言うと、「まあ普通に優秀だよね」ということになる。人材として、東大生は優秀である。仕事が早く、理解力もあり、教えたことは直ぐに吸収する。全くもって、いい人材なのである。東大生は使えないというのが定説だったので、さあ新卒の東大生を姑いびりしてやろうかと思っていたら逆にこっちが詰められる、という憂き目にあった。多分私より先に昇進すると思う。

 しかし私は疑問に思った。世間の認識と乖離しているではないか! と。

 なんででしょうねえ、と考えると、多分東大生の中にも優劣がある、という身もふたもない結論が出てきた。私の職場は東大生の希望する就職先、人気トップ10に入らんとする職場である。そうすると、東大生と言えども我々が選り取り見取り。この売り手市場にしてほぼ選び放題というにわかに信じられない状況が実現している。実際、東大生もバンバンお祈りしている。そういう過程を経ているので、私の身の回りには優秀な東大生が多い、ということになる。そりゃあ皆さん優秀なわけだ。安心して私を尻目に出世して欲しい。

 とすると合点がいくのは、世間で言う「東大生は優秀ではない。勉強しかできない」というご意見だ。つまり、勉強以外も優秀な東大生は、そういう人間が集まるコミュニティに行く場合が多い。一方で、勉強ができるけど社会人としては一流にはなり切れない、という人間は、そういう超一流のピッカピカな人間が集まる、それ以外のコミュニティに行かざるを得ない。その中で、東大生とその他の人間が不運なファースト・コンタクトを遂げるケースが生じることだって、あるかもしれない。

 つまり、「ウチの職場の東大生が使えなくってさ。やっぱり東大生って駄目だよね」という企業は、そういう企業さんなんだと思っている。普通の感性をお持ちなら、身近なサンプル1か2で全てを決定することはしないはずだ。城南大学に通っている全ての人間が、すげえキックをかます奴らや、M78星雲関係者、なんてことは決して言えない。そういうロジカルに疎い方がいらっしゃる企業さんなんだな、と私は思っている。

 なお、他にも「優秀さが故にプライドが高すぎてやり方を変えないから永遠に無能」とか「そもそも勉強しかできないヤツ」、「まずもって東大生に対する期待値が高すぎる」という説もあるが、いずれも正しいかもしれない。ただ、私の手持ちの情報では仮説が立証出来なかったというだけだ。いろんな説があってよろしい。

 ちなみに、これはホントにちなみにですが、そういう人に対峙する一般職もハンパではない能力が要求されている。だって、デフォルトで二か国語喋れるんだぜ。いやあ、参ったね、ホント。