えええっせい

えっせいです

ドレスコード:オシャレになってから服屋に行きます

 弊社にも文明化の波が来た! その名も、「ドレスコード撤廃!」 乗るしかない、このビッグ・ウェーブに……転覆の未来が見える。

 オフィスでキラキラした女性を見る。弊社、なんでか知らないけれど総合職でも美人の女性が多い。モデルさんかな……というのは少し言い過ぎかもしれないけれど、すれ違って、「ア、キレイナヒト……」と思ってしまう程度に美形な人は、困らないほどいる。会社のイケイケなパンフレットを自前で作れるほどには、美男美女揃い。

 その一方で、「休日のお父さんオフショット百選」みたいなオジサマもいる。毛玉量産タイプのセーターを着て、背中を丸めているさまは未来のワ・タ・シということで全くワロえない。他にもチェックシャツ、イン! みたいなザ・研究者あるいは「イカ京:イカにも京大生」な人もいる。まだプージャーを身に纏い会議室に降り立つ人がいないのが不思議でならないが、多分時間の問題。

 翻って私であるが、自慢じゃないが大学四年間はもちろん体育会所属の学生らしく部活のネーム入りジャージ、あるいは準じたスウェットで過ごしてしまったので、ロクな私服がない。高校生の制服、あな懐かし……と思いながら過ごした四年間だったので、社会に出てスーツないし制服が贈呈されるやいなや、その恩恵を最大限に享受してきた一人だ。

 で、ドレスコード自由化の波をどう乗り切るかという冒頭の命題に立ち返ると、私の答えは、「多様性を推奨する弊社の中では、自由を与えられながらもスーツを着るという個性を持った人種も必要ではないかね!!!???」という理屈で波を乗りこなすことに決めた。服を買いに行く服がない。もうちょっとオシャレになってから服屋に行きます、という心の友のび太の宣言をよっこら拝借して、この全く希望していない自由という名の不自由を乗り切っていきたい。