えええっせい

えっせいです

手をかざす:称えよレバー式水洗

 許せない! と思っている。トイレの「手をかざせば流れます」だ。な~にが「流れます」だ、ウソつきやがって。

 センサー式。どうしようもないくらいに、反応が悪い。めちゃめちゃ悪い。比較対象になるのは、和式のレバータイプ。和式のレバーのレスポンスの良さは、今見直されるべきだろう。再評価して欲しい。様式のクイっと捻る奴よりもダイレクトに流している感があって、大変宜しい。様式のクイッは、ともすると重みが無くなって空回り、それを最後にもはや水が流れることは無かった……の惨状に直面する可能性があるので、ちょっと苦手。水の連射できないでしょ、アレ? こう、30秒くらい待たなきゃ流れない。その点和式は優秀。いつだって我々の排泄物を勢いよく流してくれる。

 とにかくレバー派。

 いやしかし、クイッでもレバーでもない第三の勢力、それが「手をかざせば流れます」だ。長いので、「かざばす」と呼称する。で、そのかざばすはレバーとクイッの差分の100億光年倍くらい嫌。絶対受け入れられない。なぜって、排泄物を流したいタイミングで流せないのは致命的では?

 いくつかシチュエーションを挙げよう。

 まず、前任者の遺物が残っていたタイミング。これはもう、目も当てられない惨状。前任者を問い詰めるより前に、まず流す。しかしそんなとき! 手を上手い事当てないと流れないセンサー式はァ、これはもう罪。私は焦っているのだ。前任者の遺物なんぞ全く見たくもない。それなのに、心は冷静に、手はセンサーに。やってられるか。

 その2。自分のひねり出したものが思ったよりも強烈な臭気を放っていた場合。熱く燃え滾る腹痛や、前日の焼肉食べ放題からある程度予想はしていたものの、「これはァ!」という出来栄えだったとき。一目散に逃げ出したくなる気持ちはさておき、まず証拠を隠滅したい。

 むしろ、こんな排泄物は我が体から出る前に肛門の熱さイヤオゥ! から予想が出来る臭気。出来れば、着水間も無く、というか着水する瞬間には流していたい。ああ、レバー式なら自由自在に水流のタイミングを調整出来たのに……センサー式だから! ちょっとタイムラグが発生して! 臭いを放つブツがこの地上にStayするんだョっ!

 最後。もうどうしても轟音が轟かざるを得ないうんちっち。そういうとき、タイミングってもうある程度分かる。だって30年生きているから、「あ、これはブリュンヒルデな轟音が生じる」っていうのは下着をおろした時点で分かる。だから、ブリュンする前にもうレバーを引いて流したい……それなのに、あのセンサー式! ブリュンしそうってことは、繊細な作業は出来ないのに! こうスッとセンサーに手を沿わさなければ、こちらの意のままに動かない。憎たらしいヤツ!

 とにかく、私は怒っています。願わくば、全てのセンサー式がエラーを起こして、TOTOのお偉いさんが「これはもう、駄目だったね。この失敗は水に流して、レバー式を復活させるのだ!」とならんことを。May the レバー with you...

 

追記:今日、コツ掴みました。これで私は、いつでも自分のウンコを流せるようになりました。これでもう自由自在にウンコを操れます。