えええっせい

えっせいです

声優:スター・システムで楽しむ

 アニメをよく見る。子供の頃は取り立てて熱心に見ていなかったが、今ではネットフリックス、dアニメ、バンダイチャンネルを使いこなす、それなりに熱心なアニメファンとして活動している。ちなみに、ネットフリックスが一番UIが良いので皆さんそれに従ってくれればいいのにな、と思うのですがどうでしょうか。後ろ二つは、ネットフリックスで見たいアニメが無かった時の非常用という位置付けになってしまっている。頑張れ国産アニメサイト!

 私もいい大人なので、子供の頃よりも分別を付けて情報としてアニメを咀嚼するようになってしまった。これは最初の頃は「不幸な……」と自分でも思っていた。なぜって、アニメっていうのは基本的には子供向けに作られているわけだし、大人が「いや、ここの解釈はこうで、この作画は……」というような、あたかもアニメをニュースやその他無味乾燥な情報として処理しているような鑑賞方法は、アニメ本来の役割を阻害しているかもしれないと思っていたからだ。頭でっかちですね。アニメ本来の役割って、何?

 しかし私もいい大人から熟成されて、いい青年になりつつあるし、もはやその年代を通り過ぎようとしている。そうすると、情報としてアニメを摂取することの「楽しみ」を覚えてきた。その最たるものが「声優」だ。

 複数のアニメを声優という軸を通して見ることの楽しさよ! まずビビっと来たのは林原めぐみ。おいおい、今更かよと言われるかもしれないが、このエッセイは老人向けなので、これからもずっと林原めぐみとか、そういう声優の話をする。2000年は未来。

 林原めぐみ。毎週ラジオを聴いているというのも一因だが、もう出た瞬間に分かる。あ、林原めぐみだ、と。ちなみに、「めぐさん」とはなんとなく恥ずかしくて言えない。熱心なラジオリスナーなのに!

 私にとって、林原めぐみの入り口は「万能文化猫娘」、通称万猫。私のFavoriteなAnimationの一つであるが、ここから入ったので綾波レイへの落差たるや! 明るく元気な林原めぐみしか知らなかったのに! その後はエルドランシリーズで「あ、また林原めぐみだ!」と彼女の声を聴き分ける日々が続く。どのアニメを見ても、どこかにはいるはずだ! と探すようになってしまう。ちなみに、ライジンオーでは悪役の妖精や一部クラスメイトをやっていた。以外にダークな役も多いんだよね。万猫からフェイフェイまで、っていうのは守備範囲の広さたるや……いや、今更なんだけどね。

 で、エルドラン繋がりで島田敏ガンバルガーの流崎力哉(赤)から入ったので、エルドランの声を当ててるのを知って笑ってしまったら、もはやどうしようもない。Zガンダムシロッコはもう笑うしかないですね。中に入ってるの、子供じゃん、って。そういう意味では、Zガンダムのサラも、あれはナディアのマリーじゃん! って思うともう笑ってしまう。力哉とマリーがキスしてる!

 Zガンダムはキャストで見ていると言っても過言ではない。飛田展男コックカワサキもそうなんだけど、ベン・ウッダー大林隆介っていうのがもうたまりませんよ。ご存知パトレイバー後藤隊長なんだけど、もう奸物さ加減がどうみてもそれ。部下に慕われているっていうのも納得の設定。あれが大林隆介以外では、もう只の傍若無人

 そうするとZで外せないのは大塚芳忠ヤザンフルハウスのダニーだと思うとこれも笑いがとまらん。めっちゃ掃除するヤザン。娘三人に振り回されるヤザン。ジャマイカンを爆死させるダニー。声優で見るということはこういうこと。

 あ、Zでは榊原良子も外せないですわね。個人的には、ハマーン様よりもマウアーが、これもパトレイバーの南雲ちゃんにそっくりで。素直な南雲ちゃんって感じ。ジェリドと軽井沢に行って欲しいな。

 ……つまり何が言いたいかっていうと、昨今の声優使い捨てな風潮はアニメファンの楽しみを減らすのでやめてくださいってコト。同じような役柄ばかりさせて、若い子が出てきたらポイではもう私は悲しいんですよ! こっちは手塚治虫のスター・システムだと思ってアニメを楽しんでるんだからさ!